特養の形態と費用

特別養護施設には、「従来型」と「ユニット型」があります。

●従来型は、4人部屋(多床室)が主流ですが個室もあります。

●ユニット型は、全室個室で10人位の少人数グループに分かれ介護されます。ユニット毎に共有スペースを設け、ユニット毎の介護なので、入居者に合わせたケアがしやすいというメリットがあります。

特養は入居一時金はかかりません。月々かかる「住居費」と「食費」ですが、「住居費」については、「ユニット型個室」「従来型個室」「多床室」に分かれています。

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特別養護施設に入所するために

母は病院の紹介で介護付有料老人施設に入所しましたが、家から遠く利用料金も高いので、家の近くの特別養護施設に移りたいと思っていました。

特別養護施設は地方自治体や社会福祉法人が運営する施設で、略称の「特養」と呼ばれています。介護保険の適用により自己負担額を抑えることができ、長期間の入所も可能なので、希望者が多く、なかなか入所できないと聞きます。

特別養護施設に入所するには次の条件があります。

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病院の「相談員」ソーシャルワーカー

母が尿路感染症で高熱を出し入院した時、いろいろ相談にのってくれたのが「相談員」の看護師さんでした。入院中に起こる様々な問題を患者や家族と一緒になって考え、解決のための援助を行う医療ソーシャルワーカーの方でした。

医師は病気を見ているので、検査結果を見て急に退院だとか、退院延期だとか言います。

母は寝たきりの状態になり、自宅介護を始めましたが1週間で高熱を出し入院するなど、とても自宅で介護できる状態ではありませんでした。入院しても抗生剤を投与すると安定し、止めるとまた熱を出すという状態が続きました。

そんなある日、急に「明日退院です。」と言われ大変驚きました。
退院後、行くところがなく、愕然としました。

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限度額適用認定証

母が救急搬送され総合病院に入院した際、病院から「限度額適用認定証」の交付を受けるよう言われました。入院など医療費が高額になる場合、事前に「限度額適用認定証」の交付を受け、医療機関に提出すれば、窓口での支払いが一定額まで抑えられると言います。

私は、早速翌日 区役所に申請に行き、交付された「限度額適用認定証」を病院に持っていきました。

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尿路感染症で入院

寝たきりになった母を自宅に引き取り在宅介護をはじめましたが、6日目に尿路感染症で高熱を出し、JRの隣駅前にある総合病院に救急搬送されました。

尿路感染症とは、尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に細菌やウィルスが侵入し炎症を起こす病気で、寝たきりの高齢者が発熱を起こす原因のひとつとして、多くみられるそうです。

寝たきりなので排泄後オムツ交換まで時間がかかるため発症しやすいのだと思います。

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6日間の在宅介護

1ヶ月余りの入院で、歩行、食事、排泄が自分でできなくなり、リハビリ病院に転院した母を、自宅に連れ帰りました。

急な決断で、急遽受け入れ体制を作り、ケアマネージャーさん、ヘルパーさんなど皆さんの力を借りて精一杯介護しましたが、6日目の夜に高熱を出し、為すすべもなく、救急車を呼んでしまいました。
あえなく在宅介護は6日間で終わってしまったのです。

尿路感染症が再発して高熱を出したようで、今回は家からも近いJRの隣駅にある総合病院に緊急入院しました。 “6日間の在宅介護” の続きを読む

在宅介護の食事

母は入院中、食事はペースト食でした。

家で生活していた頃は何でも食べ、入院直後も食事は普通食で完食していました。ところが 2ヶ月入院した後には、誤嚥を警戒したのかペースト状の食事で介助が必要になってしまったのです。

自宅に帰ってきた時、卵入りのおじやを作りましたが、あまり食べません。次に、白米だけでお粥を作りましたが、これもあまり食べません。

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訪問入浴サービス

在宅介護を始めてから、ケアマネージャーさんが訪問入浴サービスを週1回で計画してくれました。

訪問入浴サービスは看護師を含む3人のスタッフがチームとなり、専用入浴車で自宅を訪問し、室内に浴槽を設置します。

入浴前には看護師さんにより血圧・体温測定などバイタルチェックを行い、熱があるなど体調の悪い時は、入浴ではなく清拭になるそうです。

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訪問看護で褥瘡の手当て

在宅介護を始めてから毎日、ヘルパーさんに来ていただいています。

ヘルパーさんは身体介護などのお世話はしてくれますが、褥瘡(床ずれ)の手当てなど看護行為は行いません。そこで、母の褥瘡の手当ては当初、家族が行っていました。

洗面器に水を入れ、足のかかとにできた褥瘡を洗い、薬を付け、ガーゼをテープで留めます。 腰(仙骨)にできた褥瘡は、排泄介助の際に私が薬を付けます。

私は母の褥瘡を手当てする度、こんなひどい傷を私たち家族が手当てして良いものなのか疑問でした。普通なら病院に行くような状態なのに・・・・

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在宅介護がスタート

4月21日(金)、リハビリ病院を退院の日、福祉タクシーに来てもらい、母を車イスに乗せたまま家に帰ってきました。久しぶりの外出です。母は車の窓から外の景色を眺め、様々な反応を示していました。

家に着くと、運転手さんは慣れた様子で母が乗った車イスを押し、スロープの上を通り家の中に入れてくれました。これで無事帰宅完了です!

リビングに急きょ介護用電動ベッドを入れ、ソファーを壁際に寄せて母の部屋を作りました。玄関が狭く車イスは通らないので、リビングの出入りできる窓から外へ長いスロープをかけ、車椅子を入れることにしました。

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在宅介護の準備

母を自宅で介護しようと決めた次の日から、準備は始まりました。

1.かかりつけ医に在宅介護を相談
2.ケアマネージャーさんに連絡
3.在宅介護用レンタル用品の選定
4.介護サポートスタッフとの契約

在宅介護を行う上で一番重要なのが、主治医による訪問診療だと思い、まずかかりつけの医院に在宅介護の相談に行きました。
その医院では訪問診療も行っているので、快く賛成してくれました。

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長期入院後リハビリ病院へ転院

母は1ヶ月間入院していたため歩行、食事、排泄が自分でできなくなり、介助が必要な状態になってしまいました。退院してもすぐに家で受け入れることはできないので、3月29日(水)、系列のリハビリテーション病院に転院しました。

日常生活ができるよう機能回復のための入院で、理学療法士さんなど専門スタッフが付いてリハビリしてくれるので安心していました。

ところが、お見舞いに行くと車イスに座っているのですが、いつも眠そうで、眠っている時もあります。昼食の時間に合わせて、食事の介助に行くのですが、眠そうであまり食べません。

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介護保険「利用者負担段階」

介護施設に入所すると、介護サービス費用の他に居住費、食費を負担することになります。公的介護施設の場合、居住費と食費は、利用者の所得状況(利用者負担段階)により、負担限度額が設定され、料金が軽減されます。

<利用者負担段階>

●第1段階: 住民税世帯非課税の老齢福祉年金・生活保護受給者
●第2段階: 住民税世帯非課税で年金と所得合計が80万円以下
●第3段階: 本人・世帯全員が住民税非課税で第2段階以外
●第4段階: 同じ世帯内に住民税課税

認定のない場合は「第4段階」になり、第1段階~第3段階の方は、認定を受ければ居住費・食費が軽減されます。

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介護施設の種類

1ヶ月以上寝たきりの入院が続いたため、歩くなど今までできていた日常生活ができなくなり、介護施設入所を検討し始めました。

介護施設は大きく分けると、社会福祉法人や自治体が運営する「公的施設」と、民間事業者が運営する「民間施設」があります。(「有料老人ホーム」など「有料」と名称が付くものは民間施設です。)

民間施設は入居は比較的容易ですが、入居費用が高いため、私たち家族は公的施設である「介護老人保険施設(老健)」と「特別養護施設(特養)」について検討しました。

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長期入院、褥瘡(床ずれ)に注意!

足立区の救急病院に、母は1ヶ月ほど入院しました。

帯状疱疹薬の副作用で意識障害になり救急搬送され、3日間集中治療室で治療していただき、一般病室に移ることができましたが、同時に「尿路感染症」を発症しており入院が長引いてしまいました。

入院した病院が急性期病院なので、2週間ほどしたら転院しなければならないと最初に言われていました。

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帯状疱疹薬の副作用で意識障害

2月24日(金)、母は、帯状疱疹薬の副作用で意識障害を起こしてしまいました。

服用を始めた次の日には、いつもよりよくしゃべるのですが呂律が回らない、 足元がおぼつかないという状態になりました。

脳梗塞かと思い救急車を呼び、搬送された救急病院でMRI等検査を行いましたが脳には異常なく、家に帰ることになりました。

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治る認知症 ~硬膜下血種~

硬膜下血種とは、頭蓋骨の内側で脳を包む膜(硬膜)と、脳の表面との間にゆっくりと血液(血種)が溜まる病気で、転倒などで頭を打った後にしばらくして起こることがあります。

血腫によって脳が圧迫されて物忘れや歩行障害、トイレの失敗(尿失禁)など、認知症とよく似た症状が現れるのが特徴です。

高齢だから認知症とすぐに決めつけず、転倒などで頭をぶつけたことはなかったか確認し、その旨を伝え受診してください。硬膜下血腫であれば、CT検査で発見でき、脳に溜まった血腫を除去すれば脳は正常な状態に戻ります。

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